カラコンを使用するリスク
カラコンを使用するうえで、やはり気になる点というのはいくつもあると思います。
目の安全、健康を維持するためにも、カラコンを使用するうえでのリスクについて、使用する前に把握しておかなければなりません。
眼病のリスクはあるの?
カラコンを使用することで、眼病を引き起こすリスクがあるということを、しっかりと把握しておかなければなりません。
カラコンを使用することで、角膜炎や角膜潰瘍、結膜炎のような目の病気を発症してしまう可能性があるのです。
充血やかすみ、かゆみに目の痛みといった症状が出るだけでなく、場合によっては失明に至ることもあるのです。
カラコンを使用していて目の異常を感じた場合には、できるだけ早く眼科を受診するようにしましょう。
では、どうして目のトラブルが起きてしまうのかというと、その原因の多くは利用者にあります。
例えば、カラコンをつけはずしする際に、手が汚れている場合です。
ケアをする際にも、洗浄や消毒を怠ってしまったり、保存の方法を守っていなかったりしている方も多いようです。
また、使用期間を守らなかったり、カラコンを目につけたままで寝てしまうと眼病リスクは非常に高くなってしまいます。
カラコンを安全に使用するためにも、正しい取り扱い方法を理解しておきましょう。
カラコンの製法によるリスク
カラコン自体に危険性はありませんが、カラコンの製法によっては目のトラブルにつながってしまう、という場合もあるので注意しなければなりません。
カラコンの色素が目に触れてしまうとトラブルの原因となってしまいますので、カラコンを購入するのであれば、製法にも注意してください。
瞳やまぶた側に着色されている製品が海外製のものには多くなっていますが、サンドイッチ製法と呼ばれる、色素が漏れ出さないタイプのカラコンを使用するようにしましょう。
また、カラコンを使用している間は、できるだけ眼科の定期検診を受けるようにしましょう。
そうすれば、万が一カラコンによって目に負担がかかっていても、早い段階でそれに気づくことができます。